馬券裁判
こんにちは。小田原です。
先月、注目していた裁判の判決がでました。ニュースにもなっていたので知っている方も多いと思いますが、話のネタにいいかと思います。
『馬券裁判』といった感じですが、39歳の普通の男性が、競馬で独自に競馬予想ソフトをつくり3年間で30億1000万円当てたのですが、そこに費やした費用が28億7000万円、つまり、儲けは1億4000万円。
しかしこれを申告しなかったとして約5億7000万円を脱税したという事になってしまった訳です。
高額の当たり馬券には通常税金がかかるのですが、あってないようなもので、たまに芸能人がメディアの前で高額を当てた時に支払われるくらいで、わざわざ税金を支払う人もなかなかいない現状です。それに当てるために費やしたはずれ馬券は考慮されないのです。
なので今回の件では、当てた30億1000万円に対して税金がかかってしまって儲けの何倍もの金額となってしまった訳です。
どうでしょう。
判決は所得税法違反で懲役2年、執行猶予2年の有罪判決だったものの、はずれ馬券の購入費が経費と認められ脱税額は5200万円に減額されました。
2013年6月22日 1:19 PM カテゴリー: 未分類