ライフステージに沿った予防とケア ① 妊娠期
こんにちは DH井上です
私たちの お口の環境は成長し老いていく過程で変化していきます。
今回から そういったライフステージに沿った予防とケアについて
お伝えしていきたいと思います。
第一回目では 妊娠期( 胎児期 )についてお伝え致します。
妊娠期のお口の状態は ホルモン分泌の変化により 唾液が酸性へ傾きます。
また つわりにより歯磨きがおろそかにもなり お口の環境としては
虫歯や歯肉の炎症がおこりやすい状態になります。
妊娠期での セルフケアのポイントとして
つわりのため 歯磨きができない場合は 食べたらすぐブクブクうがいで
お口をゆすぎ 食べかすが残らないようにしましょう。
そして 気分が良い時に 食後にかかわらず 丁寧に歯磨きをするようにしましょう。
食事は 甘い物などだらだら食べることを控えましょう。
プロフェッシャルケアとして
歯科検診を受けましょう。
つわりのおさまる 4~6ヶ月頃の安定期に受診するようにしましょう。
胎児へのリスクを考えて 安定期の治療が望ましいでしょう。
また この時期からプロのケアでお口の環境を改善すると良いでしょう。
受診の際には 産婦人科医から指示をうけていることがあれば ちゃんと
歯科医師へ伝えるようにしましょう。
最後に
胎児のおいて 妊娠7週目頃から 乳歯になる歯のもとになる細胞が
できていきます。胎児の歯の質は この時期にほぼ 決まってしまうので
胎児の強い歯をつくるため また 母体の健康においても 栄養バランスの
とれた食生活がとても大切です。
( ビタミンA・ビタミンC・ビタミンD・良質タンパク質・リン カルシウム )
以上のことに気をつけて お口の健康を保ちながら 楽しいマタニティライフを
過ごしていただけたらと思います。
次回は 乳幼児期について お伝えしたいと思います。
2015年2月7日 12:18 PM カテゴリー: 未分類