虫歯のお話
こんにちわ助手の高木です
今回から虫歯についてお話させて下さい
以前、虫歯は自然には治らないので早期発見、早期治療が必要だと言われてきました。しかし、実は虫歯も自然治癒するのです。お口の中の環境さえ整っていれば歯を削らずに自然治癒を目指すことができるのです。それを知っている我々歯科関係者は小さな虫歯は削らず自然治癒させているのです。そして、歯を削らないことは歯を長持ちさせるために多くのメリットがあり、将来自分の歯を失わないためにはとても重要なことなのです。今回は虫歯を自然治癒させるための条件と歯を削らない治療法、削らなければいけない場合をお伝えします。ぜひ参考にしてください。
1.自然治癒には再石灰化が重要
歯は食事のたびに歯が溶ける脱灰(だっかい)と溶けた歯を唾液の力で戻す再石灰化(さいせっかいか)を繰り返しています。このバランスが崩れた時に虫歯が進行していきます。虫歯を自然治癒させるには出来るだけ脱灰を抑え、再石灰化を多くさせることが重要です。そして虫歯を再石灰化させるには虫歯予防以上に歯を強くしていく必要があります。ただし、自然治癒しているかどうかはレントゲン等で確認していかないと虫歯が大きく進行してしまい、急激な痛みや命の危険さえ及ぶこともあります。かかりつけの歯医者で定期的な確認をしてもらってください。
2015年6月7日 11:11 PM カテゴリー: 未分類