インプラント周囲炎toおまけ
副院長の五十嵐崇恭です。
先日、日本口腔インプラント学会の関東地方会が新宿の京王プラザホテルで開催され参加してきました。ランチョンセミナーでの石本光則先生の「非外科的侵襲によるインプラント周囲炎への対応」がとても勉強になりました。
インプラントも天然歯の歯周病と同じようにインプラント周囲炎になる事があります。インプラント施術後5,6年経過すると発症することが増えるようですが原因は
①歯周病原菌がお口の中に多く存在する(宿主によるのでケースバイケース)
②プラークコントロールができていない(磨きのこしが多い)
③噛みあわせが適切でない(磨耗して適切ではなくなってきた)、歯ぎしりやくいしばりがある
などがあり、それぞれ
①→細菌検査による抗菌薬の投与やバクテリアセラピー
②→ご自身でのおよび来院されてのクリーニング
③→定期検診でのチェックやマウスピース
上記の方法で予防できますが、気をつけていても発症する場合や定期検診の間に発症することがあります。
講演では外科的な歯ぐきの手術や骨補填材などは使用せずに、きちんと通院していただけばクリーニングや抗菌薬の投与で改善が認められることもあるということがわかり勇気付けられました。インプラント治療を勧める際にはそれらのリスクや対策を説明することが必要ですが、ご自身のお口の中への意識を高めていただき異状があった際は早期にご来院いただくことも重要だと思いました。
それではおまけです。
学会の前夜、友人と新大久保でタッカンマリを食べてきました。
以前テレビでやっていてぜひ一度!と思っていたのですがお味の方は、、、まあまあ
でした。僕の行ったお店では鳥の水炊きを辛いたれにつけて食べるといった感じでやっぱり本家水炊きの方がいいかなー。でもそれなりにおいしかったですし、町は面白かったのでまたぜひ行ってみようと思っとります。
2012年2月28日 1:36 PM カテゴリー: 未分類