審美歯科 ―いかにしたら希望の色をだせるかー Ⅱ
歯に詰める充填材(コンポジットレジン)は主にその成分のフィラー、マトリックスレジン、光重合開始材、顔料、重合禁止材などから構成されますが、コンポジットレジンの光学特性と密接に関わるのがフィラーです、フィラーは機械的物性やペースト操作性のみでなく表面光沢性や光の拡散、透過性等がコンポジットレジンの審美性を決定する重要なファクターであるとは最もなお話で臨床家としてはこの点を念頭において臨床応用するべきだと思いました。誰れでも黒くなった虫歯を自分の歯と同じ色に治して欲しいと思うのでしょうが、最近では本来の自分の歯より白くしてと言う願望が多くその場合何処まで白くするかに苦慮します。インプラントの被せ物などは歯がなかった所なので歯の色が分りにくいため隣在歯や対合歯の歯の色を参考にして決めます。
2007年10月14日 12:04 AM カテゴリー: 院長報告