第5回 日本再生歯科医学会
↑筆者
↑後輩の石井大学院生
↑大学院時代の恩師 鄭教授
STAFFのTAKAYASUです。大学院時代の後輩の発表があったので表題の学会にいってきました。テーマはずばり「口腔粘膜の幹細胞を同定する」とかなり基礎的なものですが、一人はCO2レーザーを用いた創傷モデルを使って、もう一人は胎生期の動物に特殊なマーカーを使って検索した結果を発表しました。私も共同演者だったので少し緊張しましたが、無事に終わって本当に良かったと思います。
大会としては再生医療を目指した幹細胞研究のほかにアンチエイジングやインプラントのシンポジウムもありました。また招待講演で大学院時代の恩師、韓国延世大学の鄭翰聖〈チョン・ハンソン〉教授の歯の発生の講義もあり久々の再会となりました。東京理科大学の辻先生のチームの精力的な発表もありこの分野の今後の発展が望まれます。しかし臨床的な歯の発生の実現にはまだ10年以上かかるといわれており、臨床家としては勉強や研究もしつつ、インプラントを含めた日々の診療で精一杯対応していく事が先決になると思います。。以上、学会報告でした。
2007年9月23日 11:49 PM カテゴリー: 未分類