おやしらず 智歯周囲炎
スタッフのタカヤスです。
先日、上顎の親知らずの抜歯をしました。親知らずの周りが腫れて炎症症状になることを智歯周囲炎といいますが、この方は加えて口が開きづらくなる開口障害も起きていました。抜歯した親知らずをみてみると歯の周りに黒い線が見えますよね?これは歯石や感染したセメント質と言う歯の回りの組織で歯がはえる途中で歯ブラシを当てづらい状態であったがために、汚れがたまり、歯の周りが感染してこのような状態になっていました。完全にはえきらず、少しや半分だけ生えている親知らずによく起こる症状です。抗生物質や清掃でよくなりますが再発することが多いため、一番確実なのは抜歯することです。この方も抜歯して2日後にはなんともなくなったということです。おやしらず、智歯wisdom teeth不思議な歯です。
2007年10月1日 9:57 PM カテゴリー: スタッフ報告