乳歯から幹細胞
横須賀インプラントセンター 五十嵐歯科医院の五十嵐崇恭です。
乳歯から幹細胞をとる手法を名古屋大学の上田実教授のチームが開発したというニュースが載っていましたね。以前から自分の親知らずを抜かずに残しておいていざという時にその中の幹細胞を利用するという方法が紹介されていました。
しかし乳歯のほうが親知らずより本数も多いし、効率的に使えそうなのでこれは朗報ですよね。
ただ、乳歯があるうちに幹細胞を保存しておかないといけないという欠点もありそうです。
先日のiPS細胞に続いてこのところ再生医療研究の画期的な報告が相次いでいますね。
再生関連の学会もいくつも乱立して分散していたのですが、来年あたりから組織工学学会、炎症・再生学会が日本再生医療学会に合併吸収されて、上田教授が主催の再生歯科フォーラムも歯科分科会として統合されるようで、5年前ぐらいから比べると再生分野の研究も成熟して大きな研究系に集中していくようになりました。歯科インプラントやアンチエイジング医学とならんで再生医療分野の今後の発展に要注目ですね。
【横須賀インプラントセンター 医療法人社団秀保会 五十嵐歯科医院】
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2007年12月7日 11:02 PM カテゴリー: スタッフ報告