横須賀インプラントセンター 医療法人社団秀保会 五十嵐歯科医院院長の五十嵐俊男です。
コンポジットレジンはもはや日常歯科臨床においてなくてはならない修復材料ですが、充填にはデンチン、エナメル、トランスルーセント等を積層して使用しますが、前歯部の隣接面、切端部や残存歯の歯質と色調をどう合わせるか充填材と歯の移行部をいかにスムースに仕上げるかがポイントとなります。どの色を選び、どの程度の厚みをとれば残存歯質と色調が合うかはそれぞれの歯によって異なり患者様により全部色調が異なるのでただ一色を使うわけにはいかない。この組み合わせは無限にありそうだ、大山歯科クリニックの大山 貴司 博士は一歯一歯の異なる個性的な歯の色調に合わせるノウハウはドクターがその材料の特性を知り経験を積んで慣れる事が大切であると述べられていた。そのためメーカーサイドに頼らないで自分でシェードガイドを試作して臨床応用しているそうだ、私も感心して早速自分のシェードガイドを作成して試作したが中々実際は思いどうりにはいかない、しかしながら患者様に少しでも時間を短く迅速に出来るだけ綺麗に充填(白い物を詰める)するかが歯科医の腕かも知れない。
【横須賀インプラントセンター 医療法人社団秀保会 五十嵐歯科医院】
インプラント・アンチエイジング・小児歯科・矯正歯科・噛みあわせ専門医
神奈川県横須賀市にあるインプラント実績1209本
(社)日本口腔インプラント学会認定 インプラント専門医・指導医の歯科医院
インプラントを中心に歯周病、小児歯科、矯正歯科、口腔外科、スポーツ歯科、ホワイトニングなど専門医が丁寧にわかりやすく治療を行います。
京浜急行 逸見駅徒歩1分/JR横須賀線 横須賀駅徒歩7分
横須賀インターから お車で3分 駐車場完備
2007年10月28日 12:10 AM カテゴリー: 院長報告
横須賀インプラントセンター 医療法人社団秀保会 五十嵐歯科医院院長の五十嵐俊男です。
広島で発表した「占いとインプラント」の原稿概要をお知らせします。
占いとインプラント
(社)日本易学連合会 公認 特別会員 (社)日本歯科先端技術研究所 会員 五十嵐俊男
四柱推命は生年月日から年の干支、月の干支、日の干支また生まれた時間の干支が意味するものが分かり、これらを生年の柱、生月の柱、生日の柱、生時の柱と四っの柱によって運命を見るところから四柱推命と云われています。この四柱推命は中国で唐・宋(西暦六〇〇~九〇〇年)の時代に発生し我が国には仏教伝来の頃か平安時代に渡来したと云われていますがはっきりした事はわかりません。その後徳川幕府で禁止され、ほんの一部の要人に秘伝として残されただけでその発達、発展を見ませんでした。明治になって元鍋島藩の故松本義亮先生が推命学の原著とされる「淵海子平」を研究されこれを四柱推命と命名し明治三十年頃長崎で発表し、その後大阪で「四柱推命奥義秘伝録」等を発刊し世に送り出しました。
古来中国では、宇宙・自然界・地上のすべてのものを陰と陽に分け、また木・火・土・金・水の五っに分類し、あらゆる事をこの五っのどれかに該当させこの五っのものを五行と云い、占いの原点である易経もこの思想から生まれたものです、十干とは物事の順番や始まりから終わりを示すものであり甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・葵であり十二支は所謂「エト」と呼ばれ子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の十二あるところから十二支と云い昔から方位や季節を表すのに用いています。
次に一定の法則に従ってこの十二支を五行に分類し陰陽に分けその人の命式の中で生かします。
今回私が行っている占い(四柱推命)による患者の見方とインプラントの関係についてその概要を報告します。報告にあたってご指導ご高覧いただいた東洋運勢研究所所長中西政山先生に深甚の謝意を表します。
この時は四柱推命による命式鑑定と当院に於けるインプラントを施術した患者様の分析を行いました。
すでにインプラントの入っている患者様や今後インプラントを入れる予定の人はご自身の命式を参考になさって下さい。特に近々にインプラント埋入予定の患者さまは占い的に云えば、ドクターの腕・設備・料金等と共に何時どちらの方位が良いかインプラントを施術する先生との相性はどうか等も総合的に考えてからの方が良いでしょう。当院でインプラント手術予定の患者さまでご興味がありご自身の命式を知りたい方は院長までお申し出下さい。
2007年10月25日 3:34 PM カテゴリー: 院長報告
横須賀インプラントセンター 医療法人社団秀保会 五十嵐歯科医院院長の五十嵐俊男です。
三浦半島自然保護の会
11月の自然観察会のお知らせ
2007年11月18日(日)雨天中止
集合 (京急)金沢八景駅 9:00
横浜自然観察の森は、ゴルフ場作りが挫折して荒れ果てたところを自然の復元と活性化のため市民や識者など多数の意見を取り入れた自然を守るためのシステムがセンター機能と共に優れています。
またこの森にはオオタカが繁殖しています。年二回は富士山頂に日没を見るロケーションでも隠れた優れ場所です。
持ち物 お弁当水筒、防寒服、双眼鏡など
お問い合わせ 046-854-0106 柴田まで
2007年10月23日 12:47 PM カテゴリー: 院長報告
横須賀インプラントセンター 医療法人社団秀保会 五十嵐歯科医院院長の五十嵐俊男です。
第12回臨床画像大会その2
第1回生涯学習研修会ではレントゲンの基礎と臨床を結びつけた内容でパノラマレントゲンの読影はとても良かった。
内容を列記するとパノラマレントゲン正常解剖 トレース実習の後、集合性歯牙腫、静止性骨空洞、下顎歯肉癌、エナメル上皮腫、根尖性セメント質異形成症、鼻口蓋管嚢胞、頬骨上顎複雑骨折、術後性上顎嚢胞、上顎洞癌、骨粗しょう症、などの画像診断のポイントを聞き日常臨床で遭遇する可能性の高い症例が選ばれ教授された。
特にインプラントの術前診断などには重要な骨粗しょう症などの見方はとても参考になった。
また同時開催された日本放射線学会ではコンビームCT最前線、最先端のMRI マルチスライスCTの原理と臨床応用などの講演があった。
2007年10月22日 6:18 PM カテゴリー: 院長報告
横須賀インプラントセンター 医療法人社団秀保会 五十嵐歯科医院院長の五十嵐俊男です。
食欲の秋キノコの季節になってきました、この時期店頭には沢山の種類のキノコが並びます、食とは人を良くすると書きますが、キノコは昔から世界中で食され、食材としてだけでなく漢方薬や冬虫夏草のように薬膳料理にも用いられてきました、最近ガンの予防や抗ガン作用の高いキノコの研究が盛んになっています、レーガン元大統領が使って有名になったアガリスクを始めキノコは悪いものを排出する作用があると云われカロリーも少なくダイエットにも有効です、例えばメシマコブはタバコウロコタケ科のキノコでこのメシマコブの抗ガン効果としては、生体の免疫細胞を活性化しガンの増殖抑制による延命効果があり、転移抑制や抗癌剤と併用することによる副作用の軽減や抗ガン効果を著しく増大させ同時に体力低下を防ぎ食欲不振や倦怠感を和らげる事が報告され、更に発ガンの予防効果もあるといわれています。その結果免疫機能の異常で起こるガン以外のさまざま病気の予防改善にも著しい効果がみられるそうです、この秋キノコを食べて健康維持に努めては如何ですか?
2007年10月22日 5:28 PM カテゴリー: 院長報告
横須賀インプラントセンター 医療法人社団秀保会 五十嵐歯科医院院長の五十嵐俊男です。
歯に関する色彩学と測定方法について 日本大学松戸歯学部 う蝕抑制審美治療学講座
池見 宅司 教授の話によると従来はビタパンクラシカルに準じたシェード(歯の詰め物の色見本)が使われていたが、最近ではビタトゥースガイド3Dマスターが市販され色彩学が取り入れられている。3Dなら虫歯の部分を除去した歯の穴を立体的に見て着色の残りや、メタルボンド冠の歯頸部2次う蝕の修復など最初に使うオペークレジンが市販され3Dマスターを上手く使って積層法で充填するとかなり正確に色調の再現が出来るようだ。明日からの臨床に役立つ話であった。
2007年10月21日 12:07 AM カテゴリー: 院長報告
横須賀インプラントセンター 医療法人社団秀保会 五十嵐歯科医院院長の五十嵐俊男です。
第39回海風学園バザーが本年度も平成19年12月9日(日)に平成町の横須賀商工会議所会館で午前10時から15時まで開催されます。
知的障害者更正施設 海風学園・いちばん星施設整備資金のバザー券、特等は旅行券(5万円)、
一等ディズニーペアチケット、二等ティファール、三等ダイレクトボトル、四等クオカードなど六等まで豪華商品があります。
このバザー抽選券を(お一人一枚)無料で差し上げます。
ご希望の方は当院受付までお申し出下さい(枚数に限りがあります無くなり次第終了します)
2007年10月20日 4:49 PM カテゴリー: 院長報告
NPO法人日本歯科放射線学会、生涯学習研修会に参加してきた。
タイトルは「明日から使えるパノラマエックス線写真による画像診断」であった。
パノラマエックス線写真はインプラントの術前検査には欠かせない診断法で、正常エックス線解剖や鑑別診断およびインプラント治療や顎関節症に必要なパノラマエックス線写真による読影を基礎から学んだ。
パノラマエックス線写真による読影の妨げとなる障害陰影や撮影上の注意点、臨床において鑑別を必要とする歯や歯周組織、顎骨病変および上顎洞の画像診断など盛りだくさんで休む暇もなく有意義な講習会であった。詳細は日本放射線学会ホームページをご覧下さい。
2007年10月19日 5:35 PM カテゴリー: 院長報告
歯に詰める充填材(コンポジットレジン)は主にその成分のフィラー、マトリックスレジン、光重合開始材、顔料、重合禁止材などから構成されますが、コンポジットレジンの光学特性と密接に関わるのがフィラーです、フィラーは機械的物性やペースト操作性のみでなく表面光沢性や光の拡散、透過性等がコンポジットレジンの審美性を決定する重要なファクターであるとは最もなお話で臨床家としてはこの点を念頭において臨床応用するべきだと思いました。誰れでも黒くなった虫歯を自分の歯と同じ色に治して欲しいと思うのでしょうが、最近では本来の自分の歯より白くしてと言う願望が多くその場合何処まで白くするかに苦慮します。インプラントの被せ物などは歯がなかった所なので歯の色が分りにくいため隣在歯や対合歯の歯の色を参考にして決めます。
2007年10月14日 12:04 AM カテゴリー: 院長報告
今回のシンポジュウムは審美歯科で主に充填材(小さい虫歯に白い物を詰める)の話であった。
コンポジットレジンの光学特性とフィラーテクノロジーの話は(株)トクヤマデンタルの開発企画部 相澤 将之氏による講演で審美性の優れた充填修復を行うには
1)コンポジットレジンの明度を患歯に合わせる。
2)光沢 (しつかりと研磨する)。
3)審美的形態の付与が重要とされている。
メーカーは色調適合性、明度あわせが容易で表面光沢性に優れしかもその性質が持続する材料の開発に力をそそいでいるそうだ。
そもそも歯の色は色相(Hue),彩度(Chroma),明度(Value)の3属性で表わされ中でも人の目は明度に最も敏感に反応するので充填に際しては明度を患歯や隣在歯に合わせる事が重要になります。実際の臨床では人の歯の色は千差万別で一本の歯といえども一様でないところが難しくまた経験によろところが大きいのです。
2007年10月8日 12:00 AM カテゴリー: 院長報告