CT(Computed Tomography)とはコンピュータ断層撮影をする機器のことです。患部を断層撮影し、見えない部分を立体的に見ることで、様々な治療の的確性を増し、より安全で緻密な治療に役立てることができます。
通常の2次元レントゲンでは見ることができなかったインプラントの診断、歯周病による骨欠損の状態、顎関節、歯根の膿、親知らず、上あごの炎症、神経の走行などが診断できます。
通常の2次元レントゲンでは見ることができなかったインプラントの診断、歯周病による骨欠損の状態、顎関節、歯根の膿、親知らず、上あごの炎症、神経の走行などが診断できます。
特にインプラント治療では、より高い安全性と正確性が求められるため、CTによる診断が常識となりつつあります。
CTで問題視される被曝量も、医科用ヘリカルCTの100〜400分の1という低被曝量(25〜60μSv)で安全性が高い機器を使用しております。CTのメリット
CTを導入したことにより、初診時にカウンセリングの後CTを撮影、その場でCTの画像を見ながら詳しいご説明を致します。
インプラントの場合、シミュレーションソフトを使ってその場で治療のご説明をし、治療日を決定します。
CTが無い場合と比べますと、患者様の手間や負担が格段に低く、何よりも、以前に増して安心な治療が受けられるということです。
インプラントの場合、シミュレーションソフトを使ってその場で治療のご説明をし、治療日を決定します。
CTが無い場合と比べますと、患者様の手間や負担が格段に低く、何よりも、以前に増して安心な治療が受けられるということです。
当院CTの特徴
スキャンは1回だけ
撮影範囲が広いので、部分ごとではなく、1回の撮影で全てがスキャンできます。また、撮影結果につきましては、CDRに焼き、お持ち帰り頂くことが可能です。
時間をかけずにその場で診断・説明
これまでのCTは撮影後にデータの解析に時間がかかりました。一度お帰り頂いて、後日またというのが普通でしたが、現在では数分後に撮影結果をお見せすることが可能です。
安心の機器
前述しましたように、問題になるレントゲンの被曝量も、極めて小さな量で安心です。
CTが有効な症例
インプラント
インプラントは金属などを歯根に埋入する治療ですので、部位の骨の状態などが事前に解ることが、最適な治療を行う最も良い条件の一つです。CTを使うと、患部の状況がよく分かりますので、早く確実に正確な治療計画を立てることが可能です。
歯周病治療
歯周病は細菌感染で骨が破壊される病気ですので、CTを使うと、その状況や進行具合、歯の寿命など予測性の高い診断を行って治療に臨むことが可能です。
親知らず
ご存じのように、親知らずは奥歯のさらに奥に生える歯ですが、CTを利用すると、歯の位置や生える角度、周囲の炎症の状態、神経の走行などを事前に把握することが可能ですので、より適切な治療を行うことができます。
根の治療
根の治療とは文字通り歯根、歯の一番下の部分の治療ですが、当然目に見えないこういった部分の治療にばかりでなく、予後の経過などを見ながら、病巣の完治を的確に目指すことにもCTは非常に有効です。